POICウォーター

POICウォーター

POICウォーター|やじま歯科医院

POICウォーターとは

 細菌汚染された歯科治療水は医療ではない!
POICウォーター

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やじま歯科医院ではむしばや歯周病の予防に医院内ではもちろんホームケアにおいても電解機能水『POICウォーター』を推奨しております。
POICウォーターは純度の高い水(RO水)と高度に精製された塩(ローブロム塩)のみを原料に専用の装置で90分高電圧をかけて電気分解して作成される『特殊な電解機能水』です。
通常電解機能水は二槽式電解装置といって、アルカリ水と酸性水ができます。アルカリ水は成分に次亜塩素酸イオンを多く含み、その力でたんぱく汚れや油脂よごれを分解洗浄する能力に優れます。
その力でいろんな器具洗浄や、手指の汚れを落とすことにも使用されます。酸性水は次亜塩素酸を多く含み、次亜塩素酸の力で殺菌をします。
酸性水は学校給食や、スーパーやコンビニでも売られているカット野菜の洗浄などにも使用されています。また、医療の世界では「内視鏡自動洗浄システム」にも電解水が使用されています。
装置内で電解水を作成して、まずアルカリ水で汚れを洗浄します。その後で酸性水で殺菌し、水道水で洗浄されて、洗浄除菌する仕組みなのです。また、実践女子大学などの研究によると、手指の洗浄除菌にはアルカリ水で洗浄した後に酸性水で洗浄すると効果的という報告があります。
また、次亜塩素酸は白血球の中の一種『好中球』が細菌を殺菌する際に生成して殺菌しています。動物の体内でも作られているのです。次亜塩素酸はその酸化力で殺菌するため、抗生物質などとは違い耐性菌を作りにくいと言われています。
POICウォーターは特殊な弱アルカリ性の電解機能水なのです。できた状態では次亜塩素酸イオンを多量(487.5ppm)に含みます。
前述したように次亜塩素酸イオンにはたんぱく汚れや油脂汚れを分解洗浄する力が報告されています。
POICウォーターはたんぱく汚れなどを分解することでルドルフのグラフに従って次亜塩素酸の濃度が上がってきます。
そのことで殺菌能力が上がってくる特殊な電解機能水なのです。

お口の中の歯周病菌やむし歯菌はバイオフィルムというたんぱく質の鎧に包まれていて、バイオフィルムの中で生息しています。
このバイオフィルムは菌体外多糖類といってたんぱく質などでできています。
まずはこのバイオフィルムを洗浄してから殺菌をすると効果的なのです。

やじま歯科医院では治療に入る前にまずPOICウォーターでお口をゆすいでいただきます。
これは注射をする前にアルコールで清拭するように、お口の中を十分に洗浄して細菌感染の機会を減らすためです。同じようにホームケアにおいてもまずお口をPOICウォーターでよく洗口していただきブラッシングをしていただくことで、プラークを落としやすくなり、その結果むし歯や歯周病の予防に役立ちます。
歯磨きをするときに出血をするかたは細菌が血管内に入ってしまい、「菌血症」と言ってときに細菌が悪さをしてしまうことがあるのですが、正しいブラッシングによってこのようなことも防ぐことが期待できます。

☆ルドルフのグラフ
(有効残留塩素濃度は水素イオン濃度によりこのグラフに従って変化します) ルドルフのグラフ

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注射の前にPOIC

POICウォーターの特徴

POICウォーター

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  • RO(Reverse Osmosis) 水(逆浸透膜によって不純物を取り除いた水)とローブロム塩(臭素など不純物を少なくした塩)のみを電気分解して作られる電解機能水。薬品を使用していないため副作用は極めて少ない。環境にも安全。
  • PH9の状態では次亜塩素酸イオンが豊富(理論値で487.5ppm)です。次亜塩素酸イオンにはたんぱく汚れや油脂汚れを分解洗浄する能力があります。また次亜塩素酸が12.5ppm含まれています。次亜塩素酸には洗浄除菌する効果が認められております。
  • PH9弱アルカリ性有効残留塩素濃度500ppmに調整されているため、次亜塩素酸イオンのたんぱく汚れを分解洗浄する能力が高くタンパク質を脂肪酸等に変性凝固させない。脂肪酸等に変性凝固してしまうと排膿路が閉鎖され、 嫌気性菌にとって良好な環境となり、炎症の急性化が起こることがある。

介護などで口腔ケアをするときの注意点

お口の中にはものすごい数の細菌がいます。歯や歯ぐきには「デンタルプラーク」と言ってバイオフィルムに包まれた細菌がたくさんいます。お口の中にはきれいな方で1千億個。手入れの悪い方では6千億~1兆個!!!そしてデンタルプラーク1グラムの中には数億個もの細菌が住み着いているのです。昔の人はこれを「歯くそ」と呼んでいたのですが、まさにお尻の穴よりも細菌の数は多いのです。
要介護の方、がん、腎透析患者など免疫力が低下している患者さんの口腔ケアで、うっかりとデンタルプラークがたくさんついているままで歯磨きをしてしまうことは実はとても危険なのです。出血して血管を傷つけてしまうと、そこから細菌が血管の中に入ってしまい、菌血症を引き起こしてしまいます。体力のある方でしたら免疫細胞の働きで何も起こらないのですが、免疫力の低下している患者さんはそのまま細菌が体の中で悪さをしてしまうのです。一番わかりやすい例は菌血症によって発熱してしまうことです。重篤なケースでは命の危険さえあるのです。
このようなことを防ぐために「POICウォーター」であらかじめ洗口してから歯磨きをすることをお勧めします。洗口できない場合はスポンジブラシなどで、まずPOICウォーターで清拭してください。これは注射する前に消毒用アルコールで皮膚を清潔にすることと同じなのです。泥などが付いたままで注射はできませんよね。歯ブラシに「POICウォーター」を付けながら歯磨きするだけでも効果的です。

POICウォーターが効く仕組み

POICホームケアについて

>POICホームケア

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POICウォーター・オーラループ4プラスを毎日のホームケアで使用していただくことで、効果的にお口の中の清浄が行えます。歯磨き前にPOICウォーターで徹底的に洗口をすることで、次亜塩素酸イオンの作用で細菌の塊であるデンタルプラークを落としやすくした状態で歯磨きが行え、次亜塩素酸の働きで口腔内の環境を整え清浄することが出来ます。
さらに仕上げブラッシングに歯磨きジェル「オーラループ4プラス」を使用することで、口腔内をさらに浄化し、むし歯や歯周病を防ぎ、口臭も軽減できます。
オーラループ4プラスの主成分である「三リン酸五ナトリウム(ポリリン酸)」には歯ぐきのコラーゲン線維の再生を促進し、緩やかな抗菌力を持続させるという報告があります。また、オリゴ糖カルシウムが唾液の中のカルシウムイオンを歯の表面に集めて歯を強化します。さらに配合された塩化マグネシウムが抗菌効果や細胞を活性化させる効果があるとされています。
効果的な方法はまず大きな汚れ、例えばメロンパンやポテトチップなどを食べた後などの汚れは軽くブラッシングします。ゆすいだ後POICウォーターで徹底洗口し、少しPOICウォーターをお口に含んだまま歯ブラシでブラッシングします。そして一度水でお口をPOICウォーターの味がなくなるまでゆすぎ、歯ブラシをきれいに洗います。それからオーラループ4プラスを歯と歯茎に刷り込むように優しくブラッシングします。オーラループ4プラスには有害な成分は含まれておりませんので、そのままゆすぐ必要はありません。成分を歯や歯ぐきに浸透させたいので、20~30分程度飲食はしないでください。
※ポリリン酸は生体分子ともいわれ、単細胞生物から人間まであらゆる動植物・生命体を作っている安全な成分です。
また、オーラループ4プラスにはフッ素や界面活性剤、発泡剤などが含まれていないので安心して使用できます。研磨剤も含まれないので歯の表面を傷つけません。

POICシステムメインテナンス

最新式コンピューター制御超音波スケーラー「P-MAX

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一通り歯周病治療が終了した患者さんは、定期的に汚れ(バイオフィルム;細菌のかたまり)を落として、歯ぐきを健康に保つ必要があります。ご自分ではなかなか汚れを落としにくい、歯ぐきの下や歯の間などをプロフェッショナルの歯科衛生士にクリーニングしてもらう必要があるのです。
体温程度に温めたPOICウォーターを使用して、最新式のコンピューター制御で振動も少ない超音波スケーラーにてデリケートに歯や歯根に付着した汚れを落として口腔内を洗浄します。温めたPOICウォーターを使用しますので、しみる感じもなく、振動もデリケートなため、痛みもほとんど感じません。口腔内を効果的に清浄しますので、非常に爽快なお口がよみがえります。痛みを感じやすい方やデリケートな歯ぐきの方にはさらに優しいサブソニックブラシを使用して清浄するコースもあります。
さらにプラズマレーザーシステムを併用するコースでしたら、レーザーの作用により、効果的に殺菌でき、傷んだ部分の歯ぐきを蒸散することも出来ます。また、レーザーのビームを照射することで術後の痛みなどもより少なく、同時に歯質強化もしますので、歯の根の部分のむし歯予防効果もあります。
(自由診療になります)

リンク

水のきれいな歯医者さん

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